25.12.12

令和7年度大学生による中高生のための消費者教育モデル事業(中学生に対する出前講座)を実施しました。

 12月4日(木)、5日(金)、8日(月)に、県からの委託事業「令和7年度大学生による中高生のための消費者教育モデル事業」の一環として、富山大学教育学部附属中学校において、消費生活出前講座を実施しました。

 この事業は、令和4年4月に成年年齢が引き下げられたことなどを踏まえ、若年層への消費者教育として、大学生が消費生活に関する基礎的な知識を身に付けるとともに、学生自らが中高生等に消費者啓発活動を行うものです。

 今年度は、富山大学教育学部 藤本孝子 准教授のゼミ生に協力いただき、この事業に取り組んでおり、3名のゼミ生が講師となって、富山大学教育学部附属中学校の2年生(4クラス)を対象に「中学生のための消費生活講座」を実施しました。

 契約の基本のほか、若者が巻き込まれやすい消費者トラブルの事例や気をつけることなどを、学生が演じた動画やクイズなどを盛り込みながら講義しました。

 講義を受けた生徒からは、「契約した場合の“権利”と“義務”とは具体的にどういうことか」「マルチ商法のクーリング・オフはなぜ20日間なのか」といった質問や、「今日の講座を活かして、消費者トラブルにあわないよう気をつけたい」といった感想がありました。